時々参加させていただいているカウンセラーの勉強会で
参加者が順番に何かを自由に発表するのだけど とうとう先週末に私の番がやって来た。 数十人いるのでそう簡単には回ってこないと思っていたのに。 主催者の要望では性同一性障がいについて話してほしいとのこと。 私が? 出来ると思えない…すごく悩みました。 研究会の参加者には年配の方も多くいらっしゃる。 幅広い年齢層に性同一性障がいについてやセクシャリティーについて、 知ってもらうチャンスと思ってやるしかない、と考え直しました。 講師としてお話する訳じゃないし、内々の会だし、 そんなに気を張る必要はない。。。はず。。。頑張るしかない、と。 本当はカテゴライズ出来ないくらい多様であることもも含めて 一応セクマイカテゴリーの説明とか、 性同一性障がいの人達が直面する問題、 トイレ・お風呂・服装などについて簡単になら話せる。 でもそれだけじゃ他人事として、ふーんと思って流しちゃうだろうなぁ。。。 で、参加者の方々にご自身の経験で男らしさ・女らしさを 考えて発表してもらうワークを取り入れてみました。 前半で嫌な思いをしたこと・そんな現場をみたこと & 後半で心地良いことだからあえて選んでこうしたい・してほしいこと。 (ちなみに心地良いことは立ちションと言った人が多かった。やってみたい。) 純粋に自分は男だ・女だと思っている人達にだって、 他人事じゃなくて、みんな感じ方が違うはず。 色々なんだって考えてくれるきっかけになればいいなぁ。 色々なのが当たり前で、好き嫌いはあるのも当たり前。 「私達みんながあなた達みんなを好き/嫌い」ではなくって、 個々に「私はあなたが好き/嫌い」って言うのなら 潔いし、差別ではないと思うってことを伝えようと努力した。 日本社会では「みんなそうだよねぇー?」って言われて「私は違う!」と言いにくい。 それさえやめてくれれば生き易くなる人たくさんいると思ます。 私だって迎合してしまう方がラクと思うこともたまにあるので大口は叩けません(汗) 皆さんが書いて下さった感想には 「家に帰って家族にも話してみる」とか 「クライアントが当事者かもしれない可能性が常にあることを 踏まえて向き合うようにしたいと思う」とか 書いてくださった方もいて嬉しかった。 自分のセクシャリティーのモヤモヤを綴って下さった方もいた。 準備が大変だったけど、なんとかうまくいってホッとしている。 ご協力いただいた方々、ありがとうございました。 |
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