2ntブログ
セクシャルマイノリティー講座第二回
教師/親のためのセクシュアル・マイノリティ入門講座
第二回目に出席してきました。

今回の講師は心療内科医師/臨床心理士の平田俊明先生、
かながわレインボーセンターSHIP・カウンセラーの長野香先生。

今回はゲイのお話が中心でした。
みんな、小さい頃からゲイ・レズビアンに対して
マイナスなイメージを植えつけられて育ち、
13才前後でもしかしたら自分が?
と思った時点で激しい自己否定が始まり、
17才前後で絶対にそうだ、と確信したところで、
「死刑宣告」を受けたような気持ちになる。

忘れてはいけないのは、本人が選んだわけではないこと。

相談する人もいなくて、誰にも言わないので、
同じマイノリティーを持った人にも出会えない。
関連のあるコミュニティーに行ってみたりして、
初めて出会うと、「あぁなんだ、普通の人なんだー。」
と大抵の人が思うそうです。
当事者でも、それだけ特殊な変態のように
思ってしまっているような情報が溢れているということ。

理解が足りないと思うのは、
性同一障害ではなく、性的嗜好の場合は直せる
と思っている人がいるということ。

思いつめて、自殺しようとする、又は
本当に死んでしまう人も少なからずいる・・・
でも、自殺の原因がゲイであるが故の悩み
だったことは報道されないので分からない・・・

そんなへヴィーなお話が多かったのでした。

セクシャルマイノリティーについて、子供の頃から
正しい教育がなされることを強く願います。

嬉しいのは出席者の中に子供・パートナーが
性同一性障害で、彼らを理解したいために
この会に参加されている方々が、いらっしゃるのですが、
一回目からの2週間で大分柔軟な心の持ちように
変わってきているのを聞けたこと。
また再来週お会いするのが楽しみになります。

再来週8月1日(土)は学生の中のマイノリティーについて、
8月2日(日)はカミングアウトについてなので、またまた興味深そうです。

テーマ:壊れそうな心 - ジャンル:心と身体

【2009/07/19 23:10】 | 参考情報 | page top↑
| ホーム |