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セックスに抵抗があった方からの体験談
ヒプノセラピーの感想をいただきましたので、

ここに掲載させていただきます。


Eriさん (39才・エステティシャン)より


私はSexに対して言いようのない抵抗感があり、それが主な原因で

パートナーとの関係にひびが入ってしまい、いつの間にか心も冷めていく

パターンを何度か繰り返していました。Sexなんかしなくたって

好きでいられる自信があるのに、何故・・・。パートナーからは、

「そういうおまえの考え方は歪んでいる」と言われて傷ついていました。

でも私にはどうしても言いだせない理由がありました。

幼い頃に痴漢にあった忌まわしい記憶が、忘れた頃にフラッシュバックし、

その時の記憶を大好きなはずのパートナーに重ねてしまうのです。

男なんてみんな汚い・・・。そんな思いが無意識のうちに深く

根付いていたのだと思います。

ロッキングチェアに揺られながら、ナンナさんのふんわりとした優しい声に

誘導されて、最初に見えたのは大好きな南太平洋の白い砂浜でした。

私にとって一番心地よいお気に入りの場所です。波打ち際で砂のお城を作る自分の

横には、誰も座っていないレスキュー用の小さな見はり台のようなものがありました。

この心地よい場所を覚えていてね・・・と言われた後は、どんどん幼い頃に

誘導され、あの忌まわしい痴漢に会った場面に入っていきます。

子供と大人両方の視点を持った自分が、催眠の中でもう一度その場面を体験します。

そこで気がついたことは、私は痴漢に会ったことそのものよりも、

痴漢に会うような自分自身をうしろめたく感じていたのだということ、

そして、痴漢されるのは自分に原因があるからなのだと思い込んでいたことでした。

汚らわしいのは自分なんだ・・・そんなふうに感じて、誰にも言えずに

胸にしまい込んでいた幼い自分「そんなことないよ!あなたは何も悪くないよ」

と言って抱きしめてあげたくなりました。

そして最後に、お気に入りの場所、あの海辺に帰っていきます。

最初に見た太陽の下のコバルトブルーの海が、いつしか夕暮れの海に変わっていました。

あの見はり台に、今度は誰か男の人が座っています。誰なのか顔は解らないけど、とても

良い感じの人みたいです。夕陽に包まれた海辺は黄金色に染まりはじめ、

金色の波が打ち寄せています。そしていつの間にか、見はり台に座っていた人が私の隣に居て、

二人で黄金の海を眺めているのでした。

今のあなたのオーラは何色ですか?と聞かれた時、隣に座った男の人と自分が溶け合うかのように

一つのシルエットとなり、二人のオーラも美しい一つの色に見えました。

その時確かに、「愛する人と結ばれることは美しいもの」という思いを強く感じました。

その見はり台の人が誰だったのかは解りません。かつてのパートナーかもしれないし、

これから出会う人かもしれないですね。ただ、催眠から冷めた後もありありと、その海辺の光景が

脳裏に焼き付いているのです。まるで現実に体験してきたかのように・・・。

このセッションを受けて約2週間が過ぎました。あまり意識はしていませんが、とても

気持ちがが軽くなっているのを感じています。もし今好きな人が目の前に居たら、

前よりずっと自然体で、素直に愛を受け入れることが出来るような気がします。

思い切ってセッションを受けて本当に良かったです。



Eriさん、素敵な体験談をありがとうございます。
【2010/03/11 10:47】 | 個人セッション体験談 | page top↑
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